牛革素材のバーキン

バーキンは色だけではなく、使う革の種類もたくさんあるので、どれがいいのか本当に迷ってしまいます。
使われる素材は牛革をはじめ、他にも羊やオーストリッチ、あとはリザードと呼ばれるトカゲやワニ革など。
その中でも日本人に人気の定番素材、と言われているはやはり牛革。特にバーキンとして代表的なものが「トゴ」と呼ばれる牛革です。

エルメスの牛革「トゴ」は、オスの子牛に限定されたレザーで、キメや硬さもちょうどいい、というのが特徴。
実際、エルメスのバッグの中でも、バーキンの場合はトゴが一番流通されているという、実績もあります。
ちなみに「トゴ素材の黒い30cmのバーキン」が、ずばり日本での一番の売れ筋。

ちなみに同じオスの牛革素材でも、大人の牛を使った場合は「トリヨンクレマンス」になります。
この、トリヨンクレマンスもエルメスではよく使われている牛革の一つで、バーキンだけではなく、他のバッグや、財布などの小物にもよくトリヨンクレマンスが使用されています。

素材としては、トリヨンクレマンスのほうがトゴよりも少し柔らかい感じ。
この柔らかさは、バーキンの場合、メリットにも、デメリットになるので、迷った時にはぜひトゴと比較してみてくださいね。