クロコダイルのバーキンの種類

バーキンは新品の場合、どんなに安くても100万円近くする高級バックですが、その中でもクロコダイルは別格。
300万円以上するのは当たり前で、相場としても300~500万円なり。
エルメスのバーキンの中でも、まさにセレブの中のセレブ向き!と言えるのがクロコダイルのバーキンともいえます。

クロコダイル素材とは、平たく言えば「ワニ革」のことですが、エルメスの場合は、同じクロコダイルでも、種類が多く、さらに細かく分類されています。
似たような名前でも、違いがあるので、ぜひよく確認しておきましょう。

例えば、クロコダイル素材の中で、「アリゲーター」と「アリゲーターマット」がありが、違いは、加工や研磨の方法。
エルメスの場合、「アリゲーター」とつくと、アメリカのミシシッピー川にいるクロコダイルを指します。

これをめのうで磨くと、「アリゲーター」、ウールのフェルトで機械的に斑を研磨しすると「アリゲーターマット」になります。

他にも、エルメスのクロコダイル素材として、「ポロサス」や「ニロティカス」といったものもあります。
この場合、違いはワニの原産地。

たとえば「ポロサス」は、主に東南アジアやオーストラリアが原産の「ソルトウォータークロコダイル」というワニを使っています。

また「ニロティカス」の場合は、ジンバブエやアフリカのナイル川流域を原産地とするクロコダイルを使っているそうですよ。
ちなみに上記のバーキンは通販で販売されていますが、定価で800万円近くします。